生育条件と品種
○生育環境: 日当たり、風通しのよいところ。
○生育適温: 15~25℃
○水やり: 表土が乾いたらたっぷりと。
○作業日程
○品 種
(ホームセンターで見つけたもの)
容器と用土
深底鉢に1株、または深底プランターに2株。用土は葉菜用。
植えつけ~収穫
①植え付け
ホームセンターで買ってきた苗を深底プランターに植え付ける。株元が埋まるように厚めに土をかける。苗がか細い間は、折れないように支柱を立てる。
②収穫まで
植え付けから2~3年は収穫せずに大きく育てる。3~4月に化成肥料をひと握り追肥し、7~9月にはチッ素分が多めの肥料を月1回施す。冬になって枯れたら株元で切り戻す。
③収穫時期
植え付けて2~3年が経過したら、新芽が20cmを超えたところで収穫する。それ以降に出る芽は、翌年に備えて収穫せずに育てる。その後は上記のように、冬になって枯れたら株元で切り戻す。冬季には鉢の周辺に溝を掘って、化成肥料をひと握り追肥する。
栽培のポイント
○植え付け容器
アスパラガスは根を大きく張るので、10号(外径30cm)以上の深底の鉢を使用すること。
○大きく育てる
生育期間が長いので、まずは大きく育てることがポイント。そのためには元肥を十分に与え、追肥を忘れないこと。最初のころに収穫しすぎると、成長が悪くなり収量が落ちるので要注意。
○水やりを忘れないこと
アスパラガスは暑さにも寒さには耐えるけど乾燥が苦手。私は多忙にかまけて水やりを忘れ、数年間かけて育ててきた苗を全滅させました。くれぐれも水やりをお忘れなきよう!
○冬に備えた手入れ
何もせずに放っておくと凍害に遭って「茎枯病」にかかり枯死してしまう。地上部が枯れたら、根元で切り取り寄せ土しておく。籾殻などで表土を覆う寒さ対策も良好。
○切り取った茎葉の処置
切り取った茎葉は、アスパラガスの大敵である茎枯れ病や斑点病にかかっているものが多いので、燃やしてしまうなどの処置が大切。