○生育環境：　日当たり、風通しのよいところ。

○生育適温：　１５～２５℃

○水やり：　　表土が乾いたらたっぷりと。

○作業日程

○品　種

　・茎立ブロッコリー
　・スティックセニョール

　深底鉢に１株、または深底プランターに２株。用土は葉菜用。

①種まき

　9cm角のセルトレイ（育苗箱）または同サイズの紙ポットに市販の種まき用土を詰め、１ポットに3～4粒蒔く。5mmぐらい薄く土をかけ軽く押さえて水やりする。本葉２枚のころに元気な１本を残して間引く。

②植え付け

　苗が乾燥し過ぎないようにポットで育て、本葉が5～6枚になったらプランターに定植する。風などでぐらつかないように仮支柱を立てて誘引する。

③収穫まで

　多肥性の野菜なので、半月ごとにひと握りの化成肥料を追肥する。株元から少し離れた位置に撒いて土と軽くかき混ぜる。スティックブロッコリーは脇芽を食べるので、主枝の先端にできた花蕾が500円玉ぐらいになったら、その下5cmぐらいで摘心する（切り取る）。こうすることで、脇芽が次々に成長して花蕾がつく。

④収穫時期

　花蕾の大きさが10円玉大になったら収穫する。その下の茎ごとハサミで切り取って収穫。

○水のやりすぎに注意

　土の表面が乾いたらたっぷり水やりする。水やりの回数が多すぎると根腐れを起こすので要注意。

○切り方に注意

　摘心や収穫をするとき、切り口に水がたまらないように斜めに切ること。水がたまると腐りやすくなる。

○害虫対策

　アオ虫、ヨトウムシ、コナガなどがやってくる。しっかり観察して見つけしだい捕殺する。育苗中や植え付けからしばらくの間は、防虫ネットで覆うのも有効。