生育条件と品種
○生育環境: 日当たりと風通しのよい場所。
○生育適温: 10~22℃
○水やり: 表土が乾いたら1日待ってたっぷりと。水のやり過ぎに注意。
○作業日程
○品 種
※沢山の品種があるのでホームセンターで確認して、環境に合ったものを選びましょう。
容器と用土
標準プランター。用土は市販の培養土が価格的にも安くて便利。
種まき~収穫
①種まき
時期が早すぎると暑さ負けするのでのんびり構えていると、店頭から球根が姿を消してしまって何度も入手に失敗。ニンニクの種球は人気があるので売り切れないうちに入手すること。種球を1片ずつに分け、皮ごと芽が上になるように深さ3~5cmで植え付ける。標準プランターに8個(ジャンボニンニクの場合は6個)が目安。芽が出るまでは水不足にならないように注意する。2週間前後で発芽する。
②わき芽欠き・追肥
植え付けから1カ月ごろ、株間に化成肥料を撒いて土に混ざるよう軽く耕しておく。1個所で2本芽が出ているものは、勢いの良い方を残して欠き取る(写真右上)。2~3月になったらもう一度追肥する。追肥はこの2回だけ。
③花茎摘み
蕾が出てきたら茎の根元をハサミで摘み取る。これが「ニンニクの芽」の収穫で、肉といっしょに炒め物にして食べると美味しい。
④収穫
5月中旬から6月になって、株の3分の1から半分ぐらいの葉が枯れてきたら収穫適期。晴れた日に引き抜いて収穫する。泥が付いている外皮を剥がして、風通しのよい日陰で乾燥させる。乾燥したら葉と根を切り取って、ネットなどに入れて涼しい場所で保存する。
栽培のポイント
○鉢底石を十分に
水はけが悪いと根腐れするので、鉢底石は4~5cmの高さまでしっかり敷き詰めること。