生育条件と品種
○生育環境: 半日程度の日当たりがあればいい。
○生育適温: 15~20℃
○水やり: 表土が乾いたらたっぷりと。水のやり過ぎと過度の乾燥に注意。
○作業日程
○品 種
・中葉シュンギク
・さとにしき
・菊次郎 ※私は中葉シュンギクを育てています。
容器と用土
標準プランター。用土は葉菜用。
種まき~収穫
①種まき・間引き
プランターの用土に、竹などの棒を用意して深さ1cmほどの筋をつける。その筋に約1cm間隔で種を蒔く。ごく薄く土をかけて十分に水をやる。本葉2枚になると、3~4cm間隔になるように弱い芽を間引く。
②収穫までの間引きと追肥
本葉が3~4枚になったところで株間が5~6cmになるように間引き、化成肥料ひとつかみを全体にばらまくように追肥する。この時、土寄せして根元を押さえて、たっぷり水やりをする。さらに本葉6~7枚の状態で株間10~15cmに最終間引きをする。間引いた菜は収穫して利用する。ここでも追肥と水やりをする。
④収穫
草丈が20~25cmになると主枝を摘み取って収穫する。根元に近いわき芽を残しておくと、新しい葉が伸びて、2~3回は収穫することができる。抜き取らずに苗をそのままにしておくと、春になって花をつける。これが「春菊」の姿。
栽培のポイント
○種まき
シュンギクは好光性種子なので、発芽するのに光が必要。用土を深く被せると発芽が悪くなるので、覆土は1~2㎜ぐらいにすること。