名 称

すずがみね

所在地

広島県広島市西区

標 高

312m

山行日

2013年12月21日

天 候

曇り時々小雨

同行者

「瀬戸内登山同好会」の仲間たち

アクセス

JR山陽本線・新井口駅下車

マップ

このマップは、国土地理院の電子国土Webシステムから提供されたものを使用しています。

コース概要

JR新井口(しんいのくち)駅 10:41登山口 11:31展望台 11:45三差路 12:05
鈴ヶ峰・東峰山頂(昼食) 12:14~12:44鈴ヶ峰・西峰山頂 13:00~13:05東峰山頂 13:20
三差路 13:31登山口 13:48JR新井口駅 14:05

1.JR新井口駅~登山口

 JR新井口駅に着くと雨。駅舎でレインウェアに着替える人も多いが、小雨模様で空が明るいので傘をさすことにする。
 駅を出て歩道を左に200mあまり歩いて、信号機のある三差路をやり過ごす。さらに道なりに400mほど行くと2つ目の信号機がある三差路になる。これを渡ってゆるやかな傾斜の道路右側を200mばかり上がり、横断歩道を渡って逆方向に上る道路を進む。
 ゆるい右カーブを過ぎると右手に緑色屋根の建物が見える。奥側の建物が「鈴が峰公民館」で、正面には井口中学校のビルが見えている。さらに進むと中学校の校門があり、校舎の軒下を借用して着衣を調整した。そしてここで、雨のためにリュックから出しそびれていたカメラを取り出すことになる。
 校門を少し通り越した右側に「鈴ヶ峰登山コース案内」が設置されており、その右に山道の階段がある。

2.展望台~鈴ヶ峰東峰

 「ヒサギ園地まで250m」の道標にしたがって、まずは3分ばかり階段を上る。すると、落ち葉に覆われた歩きやすい山道に変わる。

 5~6分進むと山頂までの経路を示す道標があり、「ウグイス園地」方向へ歩くことにする。小雨でしっとりとした山道は気持ちいい。

 5分で東屋に着く。曇天ながら見通しがきく。これは期待がもてそうだ。

 小休止して登り始めると「山頂0.6km」の道標。

 10分足らずで見晴らしのいい岩場に出た。

 そのすぐ先には水飲み場があり、さらにすぐ先にウグイス園地ルートとヒヨドリ園地ルートの合流点がある。山頂までわずか300mになった。

 途中に2つの祠があった。2つ目には「ぼけ封じ地蔵」のプレート。

 ゆっくりと休憩もとりながら、登山口から40分あまりで山頂に到着する。さっそくランチタイムになるが、ポツリポツリと落ちてきた雨が霧のような小雨になる。木陰に身を寄せて立ち食いでしのぐ。

 暗くてモノトーンぽいが、ほぼ正面に似島と江田島が明瞭に見える。少し西を向くと、来年早々に特別例会として計画している宮島の弥山が見えている。上部の形状からなかなか手強そうに思えるのだが・・・・。

 手前には広島市街の一部と広島湾、五日市の市街地が広がる。北側には住宅団地「美鈴が丘」の家々。

3.鈴ヶ峰西峰へ往復

 雨が強くならないうちにと西峰へ急ぐことに。やはり木々の少ない道では雨傘が重宝する。

 途中で測量点を見つけて撮影。

 西峰には15分で到着。小さな広場の中央に三角点があった。周囲の草むらにはうっすらと雪が残る。

 西峰からの北面と南面の風景。

 北面の風景をズームで寄ってみる。山陽新幹線と山陽自動車道の位置から、実際は北西を見ていることがわかる。相対的な位置関係から判断して、彼方に見える雪で飾られた山は阿弥陀山だろう。さらに近づいて雲をいただく姿をゲット。

 山頂標識の前で記念写真を撮影して引き返すが、この間に「雨は降るし、広島へ来たんならお好み焼きを食わにゃー」と言う声がしだいに大きくなる。東峰に戻った時にはこの声が大勢に・・・・。

4.計画を変更して下山

 そうと決まると動きが早いこと。東峰山頂への戻りは行きと同様に15分かかったが、そこからの下山はヒヨドリ園地のルートでどんどん下りて行く。女性パワーにはしばしば度胆を抜かれます。

 かくして井口中学校と鈴が峰公民館を通過。

 汗をかきながらアプローチした登山口への道をスイスイ下りて、予定より1時間早く新井口駅に帰着した。