1.望岳台へ向けて
旭川のホテルで6時に起床。天気予報で心配していたのだが、窓からは青空が見える。
手早く支度を整えて息子の愛車プジョーに乗り込む。
国道237号を走って行くと十勝連峰が見えてきた。
北海道道956号に入って、快適な道路を走り抜ける。
白金温泉に到着だ。雰囲気のいい街灯が目にとまり、温泉施設の付近で思わず一時停車。
ラッキーだ!曇天にもかかわらず山々の稜線がくっきり浮かび、あちこちの雪渓もはっきり見える。山頂からは煙が立ちのぼっている。
2.望岳台と十勝岳
望岳台に着いた。登山口駐車場には乗用車がいっぱい。いずれも登山者たちのもののようだ。「大雪山国立公園」の標識付近には数人の観光客の姿があった。
手前の山の稜線には、登山を開始したばかりの豆粒のような人達の隊列が見える。
9時3分、我々が着いたのと同時に3人のパーティーが出発して行く。ずいぶんゆったりとした歩みで進んでいくが、少し目を離すとかなり遠ざかっている。登山は「継続は力」を形にして見せてくれる。
望岳台のケルンの向こうに、噴煙をあげる壮大な十勝岳がそびえる。
ケルンの左には美瑛岳と美瑛富士の雄大な姿が広がる。
ズームで近づいた十勝岳の雄姿。
そして周辺の山々の風景。
振り返るとレストハウス。道路わきには停車中の車列と遠く美瑛・富良野の町が見える。
十勝岳温泉登山口には入林記入箱が設置されている。重装備の4人のパーティーが入山しようとしていた。
パーティーの姿が見えなくなるのを待って、10時過ぎに望岳台を後にする。
富良野に下りて見る十勝岳は今にも雲に隠れそうだ。ほんとうにラッキーな訪問だった。
次回はぜひ十勝岳に登りたい。