1.阪急王子公園駅~青谷道登山口
阪急王子公園駅前を右折して青谷川を渡り、左折して青谷橋を目指す。
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ところがなかなか行き着かない。住宅街区のためか道標がまったく見あたらず、出会った行商風の人に道を訊いて青谷川沿いの細道をたどる。ようやく「第一青谷橋」を見つけて渡り右折する。
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しばらく歩くと、突き当たり右に「摩耶橋」が架かっている。
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摩耶橋を渡りゆるやかな坂を上がって行く。
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すぐ右側に登山口の道標があり「二十二丁」の丁塚が並ぶ。突き当たりには摩耶山ハイキングコース案内図が掲示され、杖が置かれていた。ここが登山口だ。
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2.あけぼの茶屋~行者堂
登山口からいきなり舗装道の急坂が始まる。上り詰めたところからの展望が素晴らしいのだが、意気込んで下山してきたご婦人をやり過ごしていたらシャッターチャンスを逃してしまった。
V字形に折れた舗装道をさらに登って行く。
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左に青龍寺を見ながらどんどん高度を上げて行く。
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青谷川をまたぐ橋を渡り川に沿って歩く。
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「観光茶園」の碑が立つ。このあたりには神戸市内唯一の茶畑が広がる。
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道ばたに「荒熊大明神」が祀られている。すぐ先には茶園入口の静香園がある。
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少し進むと「あけぼの茶屋」があったが閉店中。
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さらに「末廣大神」の赤鳥居の前を進むと、「つくばね登山会」の寮があった。
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すぐ先に「十五丁」の塚。そこから5分ばかり行くと「南無不動明王」の赤い幟が列をなしている。
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幟の先には成田不動明王を祀る大龍院があり、しばらく行くと湧き水の水場がある。
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ほぼ中間点にあたる「十一丁」の塚が見え、行者堂に到着だ。行者堂で小休止している間にたくさんのハイカーたちに出会う。
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3.大門~摩耶山史跡公園~山頂へ
行者堂の先にある不動の滝に立ち寄った。不動明王が祀られており禊場(みそぎば)がある。
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「不動之滝」の道標まで戻り、右の石段を上って橋を渡る。ここから急な山道が始まる。
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やがて「六丁」塚が現れ、急な石段の道を登り進む。
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そして「二丁」塚。すぐに摩耶ケーブルとの分岐になる。
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再び急な石段が始まる。これを上り詰めると旧天王寺の大門が現れる。
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続く長い階段を登って行くと左手に大杉がそびえている。樹齢千年とも言われる大杉だが、昭和51年の火災で樹勢が衰えて今は枯死状態である。幹周りが8mもあり、六甲山系随一の大木だそうだ。
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長い階段は大杉のすぐ上で終わり、広場にたくさんのハイカーが集っている。旧天上寺跡の摩耶山史跡公園である。登山口から1時間40分余りが経過している。すでに午後1時を過ぎているので、ここでつつましく助六弁当の昼食をとる。
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しばらくは下界の風景に見とれて休息。その間にも大勢のハイカーが通り過ぎて行く。
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広場の左側を奥に進んで行くと三権現社(さんごんげんしゃ)跡があり、道標が立っている。左右に道があり、どちらを通っても摩耶山上に出るのだが今回は尾根コースへと左に進む。
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尾根道を10分余り進むと奥之院跡に着く。左右に分岐した道を右に進む。
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坂の上に赤い鳥居が見えている。赤鳥居は天狗岩と呼ばれる巨岩の上に建てられており、解説板に「摩耶山の僧が山中に出没する天狗を封じこめたところだという」と記されていた。
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天狗岩の右奥に三等三角点がある。ここが摩耶山の山頂である。
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4.掬星台、そして下山
三角点の左から下りて行くと舗装道へ出るので右折する。「掬星台へ0.2km」の道標が立っている。
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舗装道の突き当たりに「おりば」と書いたバス停があり、近づくと小さく「摩耶ロープウェイ山上駅」の文字。この階段を上がる。
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掬星台に到着した。がっしりとした大きな休憩所があり、広場南側のベンチ付近では大勢の人たちがくつろいでいる。
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掬星台の時計台。標高690mからの南に広がる風景は素晴らしい。掬星台の夜景は日本三大夜景といわれるそうだが、さぞかし見事だろうと思う。
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「国立公園摩耶山」のモニュメント。向こうに六甲の山並みが広がっている。六甲ガーデンテラスの方にズームで寄ると、山頂にあるNTT六甲天文通信館・六甲無線中継所あたりのアンテナ群や、自然体感展望台「六甲枝垂れ」まで見える。
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展望台から北を望むと六甲山牧場の風景。「チーズ館」と「まきば夢工房」方面にズームイン!
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下山はロープウェイとケーブルカーを乗り継いで下りることにして、掬星台に隣接した摩耶ロープウェイ「星の駅」に向かう。
発車までの待ち時間に、星の駅構内売店で神戸市発行「六甲全山縦走マップ」を見つけて購入。このマップは次の山歩きのトリガーになりそうな予感がする。
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定員29人のかわいいゴンドラに乗り込むと5分で「虹の駅」に到着。
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「虹の駅」では10分ばかり時間待ちがあり、しばし眺望を楽しむ。続いてケーブルカー乗り場に移動する。
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5分で摩耶ケーブル駅に到着。ここからバスでJR六甲道駅へ出て帰路につく。
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