名 称

ろっこうさいこうほう

所在地

兵庫県神戸市

標 高

931m

山行日

2011年8月9日

天 候

晴れ

同行者

相棒と

アクセス

JR山陽本線・六甲道駅からバスで六甲ケーブル下へ

マップ

このマップは、国土地理院の電子国土Webシステムから提供されたものを使用しています。

コース概要

JR六甲道駅 9:25(準備・バス)六甲ケーブル下 10:15六甲ケーブル駅 10:20(ケーブルカー)
六甲山上駅 10:25〜10:35(バス)高山植物園(高山植物園を見学) 10:55〜12:00
六甲ガーデンパレス周辺(昼食)12:20〜13:10六甲最高峰 14:45〜14:50
一軒茶屋(小休止) 14:55〜15:13有馬温泉 16:35〜18:05(高速バス)JR三ノ宮駅 18:40


  

1.高山植物園〜六甲ガーデンテラス〜極楽茶屋跡

 スタート前に六甲高山植物園へ足を運ぶ。ニッコウキスゲやヤマユリ、キキョウなどが満開で見とれてしまった。
 高山植物園からは車道脇の歩道を歩く。左に六甲カンツリーハウスをやり過ごして緩やかな上りを行くと、六甲ガーデンテラスに到着だ。左手には六甲枝垂れ、向こうに六甲ビューパレスがある。
 六甲ビューパレスからの景観を楽しみにしていたが、下界はモヤに包まれておりがっかり。ここで軽く昼食をとって出発だ。

 六甲全山縦走路を歩こうとしているのだが、道がわかりにくく、とりあえず六甲有馬ロープウェイへの遊歩道を進むことにした。

 六甲有馬ロープウェイの山頂駅に着いた。東六甲ドライブウェイに降りて、狭い歩道帯を注意深く歩いていく。

 極楽茶屋跡らしき場所に出た。ここでようやく、車道を挟んだ反対側の広場に縦走路を見つけることができた。
 しかし、茶屋跡の隣に六甲最高峰への道標が立っているのだが、そちらへの道は判然としない。しばらく待っていると、縦走路からやってきた二人組が草をかき分けて入って行った。そのすぐあとに来た男性はその方向へは入らず、車道右側の歩道へと足早に去っていった。地図を再確認して歩道の方が安全と判断する。

2.極楽茶屋跡〜六甲最高峰〜一軒茶屋

 間もなく進行方向の左側に道標が現れ、よく整備された幅広い山道が延びている。ようやく縦走路にのることができた。

 少し歩くうちに、六甲縦走路は何度もドライブウェイとクロスしながらアップダウンを繰り返していることがわかってきた。
 以下はその様子をピックアップ。

 いよいよ六甲山最高峰への最後の分岐だ。

 東屋があり、その左側の道をどんどん上がっていく。

 自衛隊中継アンテナが見えると山頂はすぐそこだ。

 ついに山頂に到着。一等三角点がありプレートが設置されている。

 山頂標識に手を添えて笑顔の相棒。

 山頂から5分ほど下ると一軒茶屋に着く。ここで何十年ぶりかに「かき氷」を注文した。子供の頃に食べたのと同じほどの量で、相棒はレモン、自分はミゾレ。これは心身に染みる美味しさだった。

3.一軒茶屋〜有馬温泉

 すでに午後3時15分。有馬温泉までの所要時間は1時間少々なので、十分余裕があると判断して有馬行きを決定!

 有馬への道はよく整備されていて、一部の急坂や石ころの多い部分を除けば走り出したいようなコースだ。

 所々にこんなベンチもあり小休止もできる。そして時々ではあるが視界が開ける場所もある。

 しっかりした案内板だ。筆屋道は砂防ダムを通るので注意すること、時間的に余裕がない場合や降雨時には利用しないように、と注意書きが添えられている。
 この分岐は「神鉄・有馬温泉駅」と記された魚屋道の方を目指す。有馬温泉駅まで2.9km、所要時間約45分とあり、これなら16時半ごろには有馬温泉に到着できることになる。

 道路の状態が良く快調に進んで後1kmの標識。1.9kmを13分で下りてきたことになる。
 ところがここからが大変。下りで小走り状態なので、1kmなら10分足らずと考えていたのだがいつまで進んでも着く気配がない。

 下界の音が近づき、たくさんの石がころがっている曲がり道を行くとやっと到着。先の標識から30分近くかかっている。どうやら標識の所で、遠回りの道に入り込んでしまったようだ。

 有馬温泉には杖捨て場がある。杖に頼って到着しても、有馬の湯ですぐに元気になって杖は不要になるからとの由来が記されている。
 タンサン坂に出て「銀の湯」でゆっくり疲れを落として、帰りは18時5分の高速バスで三ノ宮へ。
 三ノ宮ではちょっと洒落たスナックに立ち寄り反省会。相棒はご機嫌で、ハイボールのお代わりをしておりました。