1.出発〜スタート地点
中原橋を渡って左折し、東側堤防を旭川荘西側方面へ入り込んでいくと道標群に出合う。
これにしたがって道なりに歩くと、左手に用水をまたぐ橋がある。
橋を渡ると駐車場の正面で、左手には立派なトイレがある。駐車場を右手に進むと階段があり登山口の標識が見えてくる。
2.祇園コース〜南展望台
賞田への分岐点を通って南展望台に向かうコースは1.5km。よく整備された登山道だ。
相棒は登山口に用意されていた杖をもってご機嫌。1本は私のものです。
出だしはかなり急な上りもあり、少し歩くとこんな風景。はるか彼方に岡山理科大学が見えている。
さらに上がって、また小休止。
北側に金山が見えてきた。頂上のアンテナは点のようだ。坂に差しかかると、どこでもこんなに路面が整備されている。
そして賞田への分岐点に到着。
少しだけ賞田側に入ってみた。山陽新幹線が水平に横切り岡山駅方面の展望がよくきく。
このあたりでは、小さな木に支柱を立てていねいに植林が行われている。
元に戻って比較的ゆるやかな道を歩く。70代の元気そうな男性が軽装で下りてきた。今日もウォーカーが多いようだ。
南展望台に到着。ここからはほとんど展望がきかないので、写真撮影の後は山頂へ向けて即出発!
3.龍ノ口山頂〜五差路
展望台の東すぐのところに毘沙門堂がある。ここからは僅かながら南面の風景を望むことができる。
山頂には13時ごろに到着。いつもよりペースダウンした上に、途中で賞田方面へ移動したりカメラをいじったりで、1時間20分ほどかかっての到着だ。
先客が多く、昼食をとっている間にも10名前後のグループが通過していった。
食後は双眼鏡などでくつろぎのひと時(手前は菓子箱で飴とチョコレートが入っている)。
少しモヤがかかって遠景はぼやけているけれど、山頂の展望は抜群だ。
ゆっくりと風景を楽しみ、13時40分に八幡宮の五差路に向けて移動を開始。
どんどん下って行くがいっこうに着かない。20分近くたって、ようやく八幡宮登り口の五差路に到着した。
先ほど山頂にいたタウンウォーク姿の女性が、2匹の子犬を連れて段原沢へと小走りに消えていった。スゴイッ!
4.八幡宮〜五差路
しめ縄をくぐると段差の大きい急階段があり、向こうの方に石鳥居が見えている。
その鳥居をぬけて左折すると、わき見しては登れない階段(岩場)が現れる。短足の身には厳しいルートである。
これをよじ登ると八幡宮が見えてくる。山頂から約20分での到着。
八幡宮は受験の神様として広く知られ、合格祈願の絵馬がたくさん飾られている。女学生らしい二人連れの先客がいた。
境内の裏から、眼下に旭川の流れを一望することができる。境内西側の木には、沢山のおみくじが結ばれている。
再び、岩場をそろりと下りて五差路に戻ってきた。
5.段原沢コース〜グリーンシャワー公園
段原沢コースの入口は緩やかな下りで始まる。途中には急な部分もあるが、道が整備されているので快適に下って行ける。
下りきる手前に、森林理水試験地の北谷量水堰堤がある。森林が水の流出に与える影響を調べるために、1937年から調査を続けているらしい。
「まむし」看板の橋を渡って14時55分、五差路から25分でグリーンシャワー公園へ下り立つ。
公園の不思議な形状の木に、一日お世話になったステッキを立てかけて返却。龍ノ口山頂と八幡宮のある山頂をふり返りながら、中原橋へと帰って行く。
途中に八幡宮の石鳥居があり、傍に「龍之口八幡宮参道」の標識。別に「八幡宮まで1.0km」のコース案内板が掛かっている。
次はこのコースを試してみようと思う。
中原橋付近から振り返った山の姿。今日も大勢の人たちと出会い、相棒と楽しい山歩きができた。