1.出発〜スタート地点
宇野バス停留所「岡山東部神経外科岡山クリニック前」で下車し、すぐそばの三差路を南へとって歩くと右側に岡山刑務所があり、それを通り越して道なりに進む。
道の両側を林が取り巻いてくると、やがて右手奥にゲートが見える。東オフロードコースとも呼ばれる今日のコースはここから始まる。
ゲート脇に「利用注意」の掲示板があり、龍ノ口八幡宮の職員の方々が岡山森林管理者の許可を得て、通勤や物品の運搬に利用していると記されている。そのため比較的傾斜が緩やかで路面も整備されていて歩きやすい。山頂までは約4.3kmで、他のコースに比べるとかなり長いがそれだけに傾斜が緩く、ゲートから八幡宮石鳥居までは散策気分で登ることができる。
2.東オフロードコースを上る
こんなに歩きやすい道が続き、ところどころに遅咲きのツツジが咲いている。
緩やかな道ではあるが確実に高度を上げており、北側の視界が開けると本宮高倉山の山並みが望める。
蛇行しているコースを進むと北西に金山があらわれる。山頂の電波塔がはっきり見える。
道なりに進むと林道分岐になるので、上方向に延びる道をたどる。ほかに迷いそうなところはなく、やがて四差路に着く。
四差路からやや傷んだ簡易舗装を進むと石鳥居が見えてくる。
石鳥居をくぐると龍之口八幡宮へと続くが、今回はここから頂上の方へと木段を上がって行く。
3.山頂風景
石鳥居からやや急な坂を500mばかり登ると山頂だ。
ここからの風景はいつも素晴らしい。大勢のハイカーたちが山頂周辺に設置されているベンチでくつろいでいる。いつものように三角点にタッチして昼食をとる。
4.祇園コースを下りる
尾根道を西へ向かうと毘沙門天堂があり、南展望台に出る。
南展望台の風景を観たあとは、緩やかな尾根道をさらに西へと進む。
賞田口・駐車場の分岐を駐車場に向けて右折する。ところどころに急坂がある山道を下りて行くと、龍ノ口グリーンシャワー駐車場だ。
東オフロードコースは龍ノ口山頂をめざすもっとも緩やかな道だろう。散歩の延長線で気軽に歩くことができ、木々が豊かなので暑い季節にも楽しめそうだ。しかし、山頂や他のルートには大勢のハイカーがいたにもかかわらず、東オフロードコースは舗装道で平坦すぎるせいだろうか、誰にも出会わなかった。