1.駐車場から昆虫の森分岐⑭へ
赤屋根の「郷の茶屋」の手前にある駐車場に集合して、リーダーからコースの説明を受ける。なかなかの好コースに頬が緩む。


各自ストレッチをして出発。階段を上がって、郷の茶屋の右から続くいくつもの階段を登って車道を渡る。


自然保護センターの銘板と利用案内掲示版などがある広場に出て、さらに階段を登る。


田尻大池の堰堤に開けた広場。快晴の空が大池を瑠璃色に染めている。名の通り大きな池だ。


「昆虫の森 0.6km」の道標を見ながら天然木の階段を登る。


スロー、スローとリズムを刻んで登ると落葉が積もったフラットな道になる。


登れば下りが待っている。落ち葉を踏む柔らかい音。聴力が怪しくなっている耳にもはっきり届く。美しい緑、眼を上げるとシダと雑木のアンサンブル。


道端に丸太のベンチが置かれている。どこでも、ちょっと立ち止まり、ちょっと座って木々を眺め鳥の声に耳を澄ませるのにふさわしい道だ。


傾斜のきいた坂道の下にT字路が見える。下り立つと⑭の標識と「駐車場 0.7km」の道標。標識には「①860m」とありくい違っているが、実際は駐車場から1km近くは来ているのだろう。


2.虫の原っぱを通って渓流広場⑯へ
T字路を右に進むと「昆虫の森」。ここは左にとって「虫の原っぱ」方面へ向かう。小さな橋を渡るとトイレがある。


その先の右側に、また「昆虫の森」への分岐路がある。ここは直進すると木道と分岐していて、各自すきな方を歩く。


木道を行くと、田尻大池の水辺をかすめて再び山道と合流する。


⑬の標識を見て直進する。コナラの名残の紅葉がきれいだ。


いつの間にか舗装道になっている。左側に田尻大池を見ながら平坦な道を行く。


「昆虫の森 0.3km」の道標が立つ分岐を右へ進む。東屋が見えている。


ここから先が「虫の原っぱ」だ(写真に白っぽいのが多いのはカメラの不調で白飛びが発生しているため、ご容赦を)。両側にロープが張られた道を前進する。道を抜けると丸太ベンチがある広場に出た。


小さな橋を渡って右手に踏み込む。先頭を歩くのは最高齢のKさん。かつては週に2~3回はこのあたりを歩いていたそうで、ベテランの誘導で前進する。左側にきちんと積まれた石垣がある。


やはりこの地をよく知るJさんによると、このあたりは昔集落があった場所とのこと。石垣上の段差の状態から屋敷跡ではないかと思われる。反対側は畑地だったのだろうか。


急坂をKさんはどんどん登って行く。大したものだと感心する。「昆虫の森 0.7km:虫の原っぱ 0.3km」の道標が現れると⑯渓流広場の分岐である。ただしこの位置からは広場があるかどうかわからなかった。


3.大岩の下から林間広場を経ていっぷく広場へ
⑯分岐を左へ入ると「湿性植物園 1.2km」の道標がある。


早々と上着を脱いで腰に結び陽ざしを浴びながら登って行く。今日の照明係は満点だ。黄葉の雑木は金色に、葉を落とした木々は白銀に映えている。


どうしたことか、シダが枯れている。その先のシダは緑の壁のように輝いているのだが。


Jさんとカメラのこと、オーディオのことなどを話しながら進む。かけがえのない豊かな時間が流れる。と、Jさんが指さして、「このあたりは大きな岩が多くて上の方に積み上がっている。環境に気配りしながら雑木を整理すると素晴らしい景観になると思うのだが」。たしかに凄い。カメラではほとんど捉えきれてないが、雑木の隙間から遙かに上まで岩が見え隠れしている。う~む、何とかならぬか。


急坂を5分ほど登ると「野菜園 0.4km、センター棟 0.7km」の道標と出合う。この方向へ進むとショートカットで下山できるわけだ。


⑰地点を通過する。道標には「虫の原っぱ 0.8km、湿性植物園 0.7km」とある。距離的には両方のほぼ中間地点ということになる。しかし、話し込んでいたこともあり、この時点では⑰地点の通過をまったく見逃していた。


⑱の林間広場に着いてわずかの休憩。すぐに「いっぷく広場」へ向かう。


松だと思ってカメラに収めたのだが、これってほんとうに松? 枝打ちされスッキリとした姿は、まるで杉か桧。しかし松ぼっくりのようなのが付いてはいるのだが・・・。


⑥いっぷく広場に到着した。先着の誰かさんが「高千穂牧場のカフェオレ」や魔法瓶、マイカップを案内標識の上に並べている。この後、ミニチキンラーメンとおにぎりケースらしいのも追加されたのだが、カメラ不調の白飛びでアウト! 残念でした!


ここで昼食をとり、またいつものように皆さんからお菓子や果物をありがとう。食事中にはバーナーの音。そして食後に熱々のコーヒーをご馳走様。ところで、鳥ヶ佐古山の山頂はどこへ行ったんだろう? ⑰地点を見逃していたので、今からちょっと登ってみるというわけにはいかない。ま、それはそれで良し。山頂らしいあたりを向いてシャッターを切る。


4.湿性植物園からタンチョウ飼育施設、センター棟へ
楽しい食事で腹が膨らみ元気いっぱい。正午過ぎにそろそろと下山を始める。


食後なのでまったりペースの行進。10分少々で木道が現れた。


心地よい木道歩きは3分足らずで終わり、⑤湿性植物園のポイントへ到着した。しかしそこには残念な掲示「サクラソウが盗掘されました」の記載。休園日を狙って盗掘する輩は恥と知るべし。





右側へ入る木道がある。その先からさらに木道が繋がって湿性植物園へと続いているようだ。


下の方にタンチョウの飼育ケージが見えてきた。④タンチョウ飼育施設へ到着だ。


タンチョウ棟の前を通り抜けて広場のベンチで小休止。タンチョウを近くで見たかったのだが、折しも鳥インフルエンザが流行していることからケージには接近できない。辛抱強くカメラを向けていたのだが、土中の餌に夢中のようで皆同じ姿勢で餌をついばむばかり。やっと立ち上がってくれた1枚は格子がじゃまをする。
正確な飼育数はわからないが、山陽新聞デジタル2021年6月9日によると38羽とのこと。それぞれに名前がついているとはスゴイ。




山歩きの終盤を彩るイロハモミジとハゼの紅葉。


自然保護センター棟に到着して庭から上池を望む。ドーナツ状になっているのは水生植物園。


ここでゆっくりと施設内の展示物を見学する。企画展「縄文人ごっこ」が開催されていた。


上池を見ながら②休憩広場に到着する。ここは上池と田尻大池の境界でもある。


休憩広場で記念撮影をして青空の下で解散することに。晴れ男と晴れ女の楽しいハイキングはこれで終わり、駐車場からそれぞれの車で帰途につく。

