1.第二福田小学校から種松山山頂へ
倉敷駅前のバスセンターから両備バスで16分、二福小古城池高前バス停で下車する。右側の陸橋で古城池線を渡る。


陸橋から下りるとすぐ先が第二福田小学校で、その裏を進む。


田中の道を行くと10分ほどで左手上方に般若寺が見えてくる。


手前に隣り合って遊具があるのは「ゆりかご保育園」。民家の間の緩やかな上り道を進む。


7~8分するとカーブミラーがあり、傍の「種松山」と矢印の道標に従う。


送電線の下を通過しながら地図で位置を確認する。少し進むと、左側の小高い場所に女性が二人立っている。


二人の話では、ここはゴルフ練習場跡で今も営業しているのかも知れないとのこと。かなり老朽化しているようだが、地面には、パチンコ玉をばらまいたようにゴルフボールがびっしり。彼女たちは車で移動中で、歩いて登っていることを話すと呆れた様子。


南へ回り込んで黒石池に沿って歩く。送電線の下を通って、また地図で位置を確認する。


分岐があり左側へ下りる。桜がきれいな黒石池の南端を通過する。


次第に傾斜がきつくなる。右側に、このあたりの野草が集められた種松山野草園があり、「スズラン」「サギソウ」「ヒゴダイ」などのネームプレートが並んでいる。


電波塔が見えてきて、足元の傾斜が急に増してくる。


登り切った左が倉敷市中央斎場への道。反対側へと進む。


北側からの車道との分岐は直進する。ゆりかご保育園からここまでに追い抜いていった車は3台、下ってくるのはゼロ。このルートでは車の往来を心配することはなかった。ちなみに歩行者もゼロだった。


左側にノッポの電波塔へ向かう進入路があり登ってみる。設備類にはまったく銘板がなくて、後で調べたが用途も運営者も不明、謎の電波塔だ。その先は行き止まりなので引き返す。


山頂の方に見える大きなアンテナは、 NTTコミュニケーションズの種松山無線中継所。上にちょこんと取り付けられた小さなアンテナは、「FMくらしき」親局のものとか。


その先がマップの分岐①で、「←種松山・山頂園地 種松山公園・西園地→」の道標がある。左へ登ると「種松山・山頂園地」に着く。


2.種松山山頂園地を散策
懐かしい風景だ。広場には子供の遊具やベンチなどが設置されているが、どれもこれも古びている。西園地にアスレチック遊具や子供専用の遊具などが整備されているので、子供や家族連れはそちらへ移動したのだろう。寂れ感はそれなりに悪くない。


三角点がある広場北の茂みに向かい、種松山配水槽の右手を目指す。


こんもりとした台地へ上がって奥へ進む。


三角点にタッチ! 県内に16座ある一等三角点のひとつだ。脇に新旧ふたつの手書き山頂標識が設置されている。


これも古びた遊具、そしてキノコ型の東屋とベンチだ。


薄暗い一角にヤブツバキが花をつけ、落ちツバキが地面を彩っている。


もうすっかり花開いているコバノミツバツツジ。桜との競演だ。


真っ赤な花をびっしりつけているのは枝垂れ桃。ここでも桃と桜の競演だ。


さっき通過した分岐①まで戻って種松山公園・西園地へ向かう。


3.種松山公園西園地散策と眺望
西園地までの道路には歩道がない。歩行者用のエリアを示す路側帯の白線も消えている。交通量が少なくてとくに問題はなかったのだが・・・。


マップの分岐②へ着いて西園地へと進む。下方にはきれいに整備された墓地があり、ここに眠る先輩を想い合掌。


ふわふわと湧き上がるような花を見ながら上へ上へ。


いちばん高いところに東屋があり、周辺では敷物を広げて食事をするグループや家族連れ。傍らのベンチで昼食をとることにする。散り始めの花びらが弁当に舞い落ち、足元に吹き溜まりをつくる。


ここからは帯をなす桜並木とその向こうに広がる水島工業地帯を一望できる。

食事をすませて立ち上がると開きかけの八重桜。隣りではボケが満開だ。


いちばん高所にある駐車場は満車。そちらへ移動すると、管理棟の屋上は人でラッシュ状態になっている。


花や森と対照をなす水島コンビナートの風景は圧巻だ。人工的ではあるが美しい。ここからの夜景はさぞかし素晴らしいに違いない。


西園地の案内坂が立つ。ちびっこ広場、冒険の森、テニスコートなどの施設。桜並木、梅園、あじさい、バラ園、ツツジ園などに加えて、フジやサツキ、山茶花など四季折々の花を楽しむことができる総合公園である。風景はどこを切り取っても美しい。


これが「ちびっこ広場」。楽しそうな遊具が並んでいる。


続いて「冒険の森」。 (ボルダリングのマウンテンロック) (複合遊具)



(リングくぐり) (忍者アスレチック) (ネットの砦)



遊具で楽しそうに遊ぶ子供たちを後に桜の谷へ向かう。段差が大きい階段や坂道を下って行く。


下りかけては花に引き寄せられて立ち止まる。


ジグザグの木道が浮かぶ修景池まで下りてきた。前回訪れた折りには、バードウォッチングのカメラが並んでいてカワセミを見つけた場所だ。


一番下の駐車場に到着する。ここが今回の西園地の終着点だ。予想を超えた桜の山に大満足だ。


4.福田公園側へ下山
左に真弓池を見ながら下山を始める。このあたりも桜並木が続き、行く手には山からこぼれ落ちるばかりの花。


歩道はなく明示された路側帯もない車専用道路といった感じである。気をつけながら、倉敷と水島方面の分岐まで下りてきた。後で気付いたのだが、真弓池の西端を右折して新池から黒石池に出ると、往路を下りることができるので車は心配しなくてすむ。


道が蛇行していて車は慎重運転。交通量も少し減って安心して歩けるようになる。しかし、舗装道路の傾斜はかなり急で、足首と足の裏が痛くなった。


しゃれた外観の建物は特養老人ホームのぞみ荘。マップの分岐③に着いて左折する。


福田運動公園前バス停からの倉敷行きは、この時間帯では1時間に1本だけ。しばらく時間があるので「ライフパーク倉敷」へ立ち寄ってみることにした。天体観測ドームを戴く立派なビルは倉敷科学センター。その手前右側に倉敷埋蔵文化財センターがある。


倉敷科学センターでは『星の風景』特別展を開催中で、日本星景写真協会の作品52点が展示されていた。いずれも素晴らしい星の風景写真だが、山にちなむものとして「立山の天の川」「剱岳を望む」に惹かれた。写真と解説文は公開許可とされているが、写真を再現するのはとてもムリ。そこで、とりわけ思い出深い「立山の天の川」の解説文のみをここに留めておきたい。
2019.5.4 富山県・立山にて 安田 幸広
まだ雪のたくさん残る残雪期の立山での撮影です。標高の高い山の上から眺める天の川は非常に濃く見え、
わずか15秒間の露光時間で天の川が非常に濃く写りました。
月明かりがない夜の撮影ですが、残雪の白い色は写りやすいため、山の表情がきれいに浮かんでくれました。
科学センターにはプラネタリウムもあるのだが時間の関係でパス。あらためて訪れたいと思っている。


東隣は水島緑地福田公園でその広さにビックリ。多くは運動施設だがこんな遊具広場もある。


中心部にある体育館とブロンズ像「翔べ」。そして立派な野球場。ほかにもサッカー場・ラグビー場、陸上競技場、プール、テニスコートなどがある。


東西を分かつ掘り割りがあり桜並木が続く。南側の県道沿いの用水路にも桜並木だ。


素晴らしい公園を後に下電バス停「福田運動公園前」に着く。

