名 称

わしゅうざん

所在地

岡山県倉敷市児島

標 高

133m

山行日

2015年9月18日

天 候

晴れ時々曇り

同行者

なし

アクセス

JR瀬戸大橋線・児島駅下車

マップ

このマップは、国土地理院の電子国土Webシステムから提供されたものを使用しています。

コース概要

JR児島駅 11:20旧児島駅舎 11:34備前赤崎駅跡 11:48阿津駅跡 12:00琴海駅跡 12:15
鷲羽山駅跡 12:26鷲羽山山頂 12:44三角点 12:52レストハウス(昼食)13:00~13:30
名曲喫茶「時の回廊」13:45~14:15東下津井駅跡 14:21下津井駅跡到着 14:46

〔鷲羽山駅跡で途中下車して鷲羽山散策〕

 駅跡の左から鷲羽山へ登って行く。坂の途中の白い建物は、昨年の4月に鷲羽山を訪れた時、工事中だったのを記憶している。

 が、何と、近づくと、これが目的の名曲喫茶「時の回廊」ではないか。外観だけで期待が膨らむ店である。昼食をすませてから立ち寄る予定なので、そろりと前を通り過ぎる。

 石段を登り、瀬戸中央自動車道が鷲羽山を貫くメガネトンネル入口の上を進む。

 苔と落ち葉の山道を歩いて、階段を登りきった先の分岐を右に取ると、瀬戸大橋の真上に出ることができる。櫃石島から岩黒島を結び、与島から番の州へ繋がる美しい瀬戸大橋を一望できるビュースポットだ。

 元に戻って少し進むと、急に視界が開けて、瀬戸内海の大パノラマが展開される。山頂に登って再度、瀬戸大橋方面を眺望する。ところが、ここでカメラのバッテリー残量メーターがアラーム表示。今回はザックも背負わぬ軽装であり、予備バッテリーを持参していない。と言うことで、以降は写真撮影を切り詰めることに・・・。

 下方に見える白い建家は鷲羽山ビジターセンターで、山頂から5分ほどで下りることができる。ビジターセンターから少し下った道端に、小さな「←三角点」の標識があり、2つめの目標である三角点を無事確認することができた。この写真は、山歩きのコーナーにもアップすることにしよう。
 この後、さらに下って鷲羽山レストハウスに出かけて、レストランでゆっくりと昼食を楽しむ。カメラのバッテリー問題で、レストハウスも豪華な昼食も写真は省略!

 もと来た道を帰り、名曲喫茶「時の回廊」を訪ねる。店内はやや暗めの照明で、正面に小さなステージがありコントラバス、大きな菊型のホーンがついた蓄音機など、壁にはモナリザの微笑。たくさんの作曲家の肖像画が左の壁を飾り、右には何台もの振り子時計が並ぶ。
 アンティークな空間が創られ、控え目な音量のクラシック音楽が流れている。美味しいコーヒーでしばしブラームスに聴き入る。途中、振り子時計が2時の時報を刻むが、その音色も音楽に和してしまう雰囲気。若い店主もじつに穏やかな人柄で、やはり、期待通りの店であった。今回はほんの立ち寄りだったが、あらためてゆっくりと訪れたい店である。